ゼルダ無双 厄災の黙示録 感想

60点。赤点ではないけどギリギリみたいな感じ。おもしろくはあったけど2~3時間で飽きた。

 

一言でまとめるとただの無双ゲー。ゼルダらしいギミックもなければ戦闘への創意工夫もなく、ただただ武器を振り回してバッタバッタとなぎ倒すだけ。

ボスもガワは違うもののやることはほぼ一緒で、ステップで回避できるとこは回避してラッシュ、崩して強攻撃の繰り返し。

シーカーストーンも爆弾やビタロックの表示が出るのでそれに合わせるだけ。というか通常攻撃が強すぎてシーカーストーンがそれ以外で役に立たない。

そんなこんなで体験版はおもしろかったんだけどいざゲーム本編が始まると一瞬で飽きた。

 

じゃあシナリオはというとこっちも残念。

俺が求めてたのはゼルダの伝説ブレスオブザワイルドに続くバッドエンドであって、ifルートのハッピーエンドではない。

しかも過去改変の理由がゼルダの覚醒が早くて勝てたとかその程度じゃなくて、未来のガーディアンが過去に飛んでそいつが未来から戦力呼び寄せてひっくり返すとかそんなん。ご都合もいいところ。

特に未来からの戦力(シド・ユン坊・テバ・ルージュ)は蛇足感が否めない。リンク(武器3種?)、ゼルダ、インパの初期メンバーに加えて英傑4人ですでに7人。それにポックリンに未来から来た4人とハイラル王を加えてストーリーをやっているだけで12人になる。多すぎる。いくら操作が簡単でもやる気が失せる。

特にリーバルなんか独特のシステムを持っているからいくら強くても「使いやすいリンクかインパでいいか」となる。おっさんにこのキャラ数はただただきつい。

 

そんなこんなで「ただのお祭り無双ゲー」という印象しか残らなかった。やりこみ要素やサブコンテンツも○○をn体倒すとかアイテムをx個持ってくるとかそんなのばかり。いうまでもなくおもしろくないしやったところでキャラの攻撃が追加されたりHPが増えたりとかそんなの。半分以上使わないキャラがいるんだがやる意味あるか?

 

総評として「無双ゲー」の一言に尽きる。無双ゲーが好きならオススメだがそうじゃないならやめといたほうがいい。限りなくできのいい見た目だが中身はスカスカ。ゼルダシリーズを名乗ってほしくないほどにはよろしくない。とても値段と釣り合った内容ではないように思う。いやそれが無双ゲーといわれるとそれまでなんだけど。

ついでに買ったサクナヒメがめちゃくちゃおもしろいので次はそっち書いてみたい。